2025.07.24
戦後80年を迎える本年、戦争の記憶を次世代へと伝える新たなドキュメンタリー映画『満天の星』が現在沖縄で絶賛公開中、いよいよ来週8月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開となります。
公開を記念して、「ドキュメンタリー映画『満天の星』完成披露試写会」を7/23(火)アキバシアターにて実施しました。上映後、葦澤 恒監督、寿大 聡監督に加えて、映画プレゼンターの赤ペン瀧川さんがゲストとして登壇「圧倒的な言葉の力、リアル。実際に見た人だからこそ語れる言葉の重みがあった。」と映画の感想を熱く語っていただきました。
また、劇中のシーンについて「一番気になったのは寿大さんがお祖父さんを演じる必要があったのか。」と赤ペン瀧川さんから問われると、葦澤監督は「僕も寿大さんも演劇をやっていたので、”演劇”が人の気持ちになる作業として有効なことを知ってる。寿大さんが旅をして戦争を感じ、最終的にお祖父さんを演じてもらうことで、もっも深い部分でお祖父さんの気持ちをインプットできるのではと考えた。芝居ではなくパーソナルな行為として観てほしい。」と狙いを明かしました。
トークの終盤、寿大監督は本作が「文部科学省選定作品」に選ばれたことに触れ、「今後、堂々と教育のほうにも届けていきたい。」と意気込みを語った。来場していた小学生からも「対馬丸のことは今回初めて知ったが、知ることができてよかった。」と声があがり、別の観客からも「感動して涙が止まらない。子ども達に伝えたい。こういうことがあったんだ、こういうことをしてはいけないと。そういう感覚をこれを観て、まざまざと感じた。」と熱い感想を伝えてくれました。
最後に、本作を応援してくださっている株式会社オーム電機の皆様より花束贈呈が行われ、温かい拍手とともにトークイベントは終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!